サウナ設備工事

ビジネスホテル、個人店、旅館、銭湯などのサウナ設備工事も承っております。

電源容量と専用回路の設計

多くの電気式サウナでは単相200 V(7.5~10 A)が必要になり、機種によっては200 V 三相が求められることもあります。サウナストーブ専用の単独ブレーカー回路を分電盤に設置し、漏電遮断器も併設して安全性を確保します。

耐熱・耐湿配線の施工

サウナ内は高温・高湿環境なので、耐熱性・耐湿性ケーブルやM1ケーブル等が必要です。配線はサウナストーブや水回りから十分に距離を取りつつ、金属管やケーブルモールで保護して取り回します。

絶縁、アース、漏電対策

全設備に対して確実なアース接地を施工し、漏電時には即座に電源遮断されるようにします。漏電遮断器(RCD)は必ず設置し、安全性を確保します。

温度・火災保護対策

過昇温防止装置(サーモスタットや温度ヒューズ)やファン停止時の電源遮断機能を備えた制御システムを設置し、安全基準を満たします。サウナストーブ周囲は可燃物から50–100 cm離す・不燃材施工し、防火措置を徹底します。

照明・制御機器の選定と設置

サウナ内の照明と制御機器は最高125 ℃対応の耐熱仕様で、IP24以上の防湿性能を持つものを使用します。温度調節器は温度センシングに適した位置(床上2/3程度)に取り付けて、誤動作や異常を防ぎます。

試運転・検査

電気配線、漏電・絶縁抵抗試験、電流測定や制御動作などを工程ごとに試運転・検査します。

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